店主の林 尚子さん。現在は3人の子育ての真っ最中ですが、「今、自分にできることを」とジェラート屋を開業。主に使用するのはやまぐち県酪乳業の最高品質「きらら牛乳」。早朝4時から仕事をはじめ、つくり置きをせずその日の分だけ仕込むのが彼女の流儀。「ミルク本来のおいしさと風味を感じて欲しいから、やっぱりできたてにこだわりたいです。ジェラートは素材の味が決め手ですからね。地元産の新鮮な果物や野菜を中心に、人工的な添加物は使いません。砂糖は滑らかな口当たりには欠かせないのですが、私は砂糖の使用量を減らして、キクイモなどに入っているイヌリンを加えています。食物繊維が豊富だし、低カロリーでさっぱりといただけますよ」イタリアのボローニャより輸入したカタブリガ社製の製造機でつくるジェラートは本格派。甘さ控えめで、驚くほどシルキーな口溶けに感動しますよ。