今年も夏がやってきました。今回の巻頭は、島ならではのゆる〜い時間を満喫する特集です。山口からは「周防大島」、広島からは「江田島」をピックアップ。お出かけの参考にしてくださいね。なごみの古民家カフェ特集では、気になっていた新店もいろいろ調査してきました。個人的に好きなテーマだったので、仕事を忘れて楽しんでしまいました。その他、人気店の初夏向けパフェも紹介しています。
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【巻頭特集】空と、海と、ゆるり島じかん

青い海と白い砂浜。島ならではの美しい風景と、のんびり流れる穏やかな時間は、心と身体を癒してくれます。太陽が眩しい夏空の下、その土地に住む人、その土地の食、日常にふれる小さな旅を楽しんでみてください。
周防大島をめぐる
山口県の東部に浮かぶ周防大島は、瀬戸内海で3番目に大きな島。
きれいなエメラルドグリーンの海が魅力で、海底までしっかり見える透明度の高さに感動します。気候も温暖で住みやすく、ハワイとの交流に長い歴史があること、ヤシの並木や美しい浜辺など南国チックな景色などから、「瀬戸内のハワイ」 とも呼ばれています。連続トラスで構成された大島大橋は1976年に開通し、全長は1,020m。歩道からは眼下に渦潮の激流を眺める事ができ、この海域は「日本三大潮流」のひとつに数えられています。また、「人」や「仕事」の流れを定住に繋げる取り組みにも積極的なことから、自分らしい暮らしを楽しむ移住者もたくさん。のびのびとした大らかさと、あたたかさに溢れた島は、何度でも訪れたくなるに違いありません。
【掲載】
・鮨 くぼ田
・瀬戸内 Jam’s Garden 
・おん宿 古今せとうち
・石窯Café&Restaurant さぶろう亭
・海を眺める薪窯料理店 サルワーレ
・名前のない蕎麦処
・カフェ&レストラン Join us
・手打ちパスタの店 Corvo fine
・嶋元酒店
・COFFEEコナ with FINE FOODS
・島のカンボジア料理 O-kun
・一心うどん

江田島をめぐる
広島県の南西、広島湾に浮かぶ江田島は、2004年に江田島町・能美町・沖美町・大柿町の4つの町が合併して市となりました。大自然に囲まれ、中でも大小さまざまな島のシルエットが楽しめる「多島美」は格別。広島市内へのアクセスもよく、高速船だと約30分、呉市音戸町から早瀬大橋を渡れば車でも行けるため、気軽なお出かけスポットとして人気があります。食材の宝庫としても知られ、特に牡蠣は名産地。近年では地中海に似た気候からオリーブの栽培も盛んで、江田島ならではの美味しいグルメに大満足です。また、SUPやウェイクボード、シーカヤックなど、もはやマリンスポーツの天国。この夏、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
【掲載】
・Sugos Cafe  BYUCCA glamping
・江田島荘
・江田島オリーブファクトリー
・しまのぱん souda!
・Lisboa
・鬼のおやつ MIKIYO
・Shirasuya e's
・Café OLIVE&LIME
・てくてくのさつまいも本舗

【特別企画】こころ奪われるパフェの誘惑

華やかで心ときめくひんやりスイーツといえばやっぱりパフェ。人気のカフェで提供される初夏バージョンをいろいろ調査してきたので、是非参考にしてみてください。
【掲載】
・周南市 結び
・安芸郡海田町 海田町の小さな食堂 ハレノヒ
・周南市 月灯り
・山口市 カフェーズハウス 白十字
・東広島市 Sora Coffee & Sweets
・防府市 三日月堂珈琲
・宇部市 フタマタセコーヒー
・東広島市 latte art cafe Crema
・光市 発信キッチン
・防府市 空間茶天
・広島市安佐南区 Cafe mon*chouchou

【特別企画】なごみの古民家カフェ

古材が醸し出すぬくもりが、穏やかなやすらぎの時をつむぐ。郷愁を誘う佇まいと空間で魅了する古民家のカフェを集めてみました。NEW OPENのお店や田舎町の隠れ家など、大人のteatimeらしいセレクトでお届けします。
【掲載】
・宇部市 甘味処 月の香
・広島市安佐北区 The Victorian Cafe & Cakes
・三次市 Cafe 月と花
・北広島町 カフェ 五感
・広島市西区 Craft.,Cafe GACHA-MANA
・防府市 あん。ぼぬーる
・岩国市 つみ菜カフェうどんげ

THIS SPECIAL SHOP (Mago’s Cafe/山口)

しっとり雨の日が似合う「Mago’s cafe」は、JR宇部線草江駅のすぐ近く。ニュアンスのある空間はどこか奥ゆかしくていい感じです。ここは店主さんのご主人のおばあちゃんが、かつて西村商店として営んでいた場所。あたたかくて、やさしくて、できればひとりでゆっくり過ごしたいときに。

気ままにカフェ時間 (piccoro coffee/山口)

なかなかシュールな佇まいのピッコロコーヒーですが、店内に一歩入ると鮮やかなターコイズブルーが目に飛び込んできます。旅好きの店主・宮﨑栄二さんが地中海をイメージして自ら改修したとのこと。コーヒーのほかに手作りパンとお菓子も楽しめ、特に評判がいいのはクロワッサン。朝は6時から営業し、通勤や部活をする学生たちにも利用しやすいのが魅力。女性はもちろん、男性にもおすすめです。

つくりびとを訪ねて

今回紹介するのは、広島市安佐北区の自宅に工房を構える「木とてと」の田村純子さん。手彫りの跡がくっきり残る表情豊かなこけしはなんとも愛らしく、見ているこちらまで笑顔にしてくれます。機械は使わず、自身の手と刃物だけでつくり上げる技法は、広島の伝統工芸「戸河内くりもの」を継承したもの。その出会いから今後の目標まで、いろんなお話を伺ってきました。

浜敬子さんの 暮らしにスパイス

テーマは「一気におしゃれ度が増す、白ワンピの着こなし方」。夏になると欲しくなるワンピースですが、今回は「白」をチョイスしました。デザインの違うものを2種類、それぞれ2パターンずつ着回しコーデを指南していただきました。大人のナチュラルスタイルを楽しんでみて。

人生を共にする家具選び  maruni

多彩なシリーズを展開するマルニ木工より、今回は「マルニ60」を紹介します。その原型は「みやじま」と呼ばれる家具で、廃番となった企業の原点といえる製品を掘り起こす「60VISION」に参加し、立ち上げたブランドです。高級素材を使いつつも、気取らず、自分らしく、思い通りにカスタマイズできるのが最大の魅力。自分だけの「育てる家具」として迎えてみてはいかがでしょう。maruni hatsukaichiで実際に見て、触れて、体感してみてください。
HIROSHIMA armchair beech

木下耕香園の季節の寄せ植えと農園だより

今回の寄せ植えのカギとなるのは「バスケット」。ナチュラルで可愛らしいビジュアルはもちろん、テラコッタや陶器に比べて価格がリーズナブル。たっぷり植えられるのに軽量で、手軽に持ち運びができるのがいいですよね。農園では出荷最盛期のベゴニアやコリウスなどがずらっと並び、これから本格的な夏に向けて暑さに強い花苗も栽培中。畑ではケールやカーボロネロ、コールラビ、スティックセニョールなどなど、数えきれないほどの品種が元気に育っていました。

薬膳知ってSmileレシピ

テーマは「梅雨のおすすめ食材とその効果」。梅雨の時期は身体の余分な水分を排出して、だるさやむくみ、消化器官の働きが弱まることによる食欲不振など、不調が出ないよう普段の食事で心がけてみましょう。

teatime choice

・岩国市 CASPOLL
・広島市安佐南区 Bakery & Cafe La vie bell
・呉市 ベーグルとおやつの coppe  
・防府市 GROCERIST cheese & wine  
・熊毛郡田布施町 フラワー・フレンド
・広島市安佐南区 No Wonder
・旬の肉ダイニング 旬の肉ダイニング exe9tive
・光市 ヘッドスパBN
・周南市 gallery&cafe庵
・下松市 器・ギャラリー あ・でゅまん